「進撃の巨人」の謎が分かった

【a.k.a. 進撃の巨人 ネタバレ考察マガジン】 考察が正しければ、ネタバレになってしまいます。ご注意ください。

【考察】139話。人類を救うのはアルミン。トロスト区奪還再び。【138話までのネタバレあり】

 


今回は、

「トロスト区奪還(10話~14話)は、マーレ編以降の展開と重なっている」

という趣旨の記事です。

で。

もしそうなら、最終話(139話)もトロスト区奪還の展開をなぞる形で描かれ、「人類を救うのはアルミン」になるんじゃないかなと。

 

 

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「進撃の巨人」84話より

 

 

ということで、書いていきます。

 

 

【目次】

 

 

トロスト区奪還とマーレ編以降の重なり

 

 

悪魔エレン

 

 

10話。

エレンは「悪魔」だと見なされます。

 

 

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「進撃の巨人」10話より

 

 

100話。

エレンは世界から悪魔だと見なされるようになりました。

 

 

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「進撃の巨人」100話より

 

 

後戻りできないエレンへの恐怖

 

 

10話。

悪魔だと見なされたエレンは、再度巨人化をします。

アルミン、ミカサを守るために。

そして、この巨人化を見た兵士たちのエレンへの恐怖は決定的なものとなりました。

 

 

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「進撃の巨人」10話より

 

 

101話。

エレンは巨人化し、ヴィリーを始め多くの人間を殺しました。

そしてこの巨人化により、世界のエレンへの恐怖は決定的なものとなり、もう後戻りはできなくなりました。

 

 

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「進撃の巨人」101話より

 

 

エレンの単独行動

 

 

11話。

窮地に追い込まれたエレンは、単独行動に走ろうとします。
理由はもちろん、アルミンやミカサが自分をかばって死んでしまうのを避けるためです。

 

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「進撃の巨人」11話より

 

 

112話。

エレンはアルミン、ミカサを突き放し、アルミンミカサと離れて単独行動をとり続けます。

アルミン、ミカサを死なせたくなかったからでしょう。

 

 

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「進撃の巨人」112話より

 

 

アルミンの自己否定

 

 

11話。

アルミンは「最後まで臆病者以外の何かにはなれなかった」と自己を否定します。

 

 

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「進撃の巨人」11話より

 


125話。

「生き返るべきだったのはエルヴィンで、自分ではなかった」とアルミンは自己を否定します。

 

 

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「進撃の巨人」125話より

 

 

人類存亡の瀬戸際

 

 

13話。

ピクシスの言うとおり、このときは「人類存亡の瀬戸際」でした。

 

 

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「進撃の巨人」13話より

 

 

マーレ編以降も同じです。

パラディ島の人類が生き残るべきなのか、海の外の人類が生き残るべきなのか。

どちらにせよまさに瀬戸際の状態で、エレンの悩み苦しむ様子が描かれています。

 

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「進撃の巨人」131話より

 

 

殺戮者エレン

 

 

13話。

「人類が生き長らえるためなら殺戮者と呼ばれても構わない」と覚悟を決めているピクシスの「殺戮者」という言葉は、進撃の巨人(エレン)に重ねて描かれています。

 

 

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「進撃の巨人」13話より

 

 

130話。

エレンの「あいつらの人生が続いてほしい、ずっと」という言葉とともに、覚悟を決める様子が描かれています。

(そのためなら殺戮者=悪魔と呼ばれてもかまわない)

 

 

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「進撃の巨人」130話より

 

 

ちなみに、このときのエレンの左目をつぶす様子が「覚悟を決める=心臓を捧げる」を表しているのではないかと私は考えています。

 

 

 

 

あと、エレンの言う「あいつら」の範囲ですが、「妻、子、街の人、仲間」ではないかなと。

 

 

 

 

最終話の大きな進撃(進撃の巨人)

 

 

どうでしょうか。

トロスト区奪還時とマーレ編以降の展開ですが、それなりに重なっていると言えるのではないでしょうか。

ということで、そのまま重ねた場合、マーレ編以降のまだ明らかになっていない部分や、最終話(139話)がどんな感じになるのか予想してみようと思います。

 

 

未知の世界の記憶という判断材料

 

 

11話。

エレンは自分がとろうと考える最終手段を、判断材料としてアルミンに話しました。

 

 

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「進撃の巨人」11話より

 

 

マーレ編以降において、この部分に当てはまるのが130話~138話ではないかと私は考えています。

つまり、130話~138話はアルミンとエレンが約束した「未知(道)の世界の旅」であり、同時にエレンがアルミンに決断を託すための判断材料だったのではないかと。

 

 

www.riarebi.net

 

 

人類を救うのはアルミン

 

 

11話。

アルミンはエレンに決断を託されることで、自己否定状態から立ち上がります。

 

 

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「進撃の巨人」11話より

 

 

マーレ編以降も同じ展開になるのではと私は考えています。

エレンに「未知(道)の世界の記憶」を判断材料として託され、自己否定状態から立ち上がり、(具体的にそれが何なのかはここでは妄想しませんが)アルミンは最善の策を生み出すのではと。

 

トロスト区奪還時、アルミンはエレンを二度救いました。

一度目は、心臓を捧げて説得にあたったとき。

二度目は、眠ってしまったエレンを動かしたとき。

アルミンがいなければ、エレンは死んでいたかもしれません。

まあ少なくとも、トロスト区奪還は果たせなかったでしょう。

そういう意味でトロスト区奪還時のMVPはアルミンであり、マーレ編以降においても同様の活躍ができたのなら、アルミンは間違いなく「人類を救う」ことになるのだと思います。

 

 

大きな進撃

 

 

トロスト区の奪還は人類の初めての勝利であり、大きな進撃の一歩となりました。

 

 

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「進撃の巨人」12話より

 

 

マーレ編以降も同じ展開になるではと私は考察しています。

 

 

 

 

自由を見るエレン

 

 

14話。

トロスト区奪還を果たしたエレンの目に映ったのは、自由(自由の翼)でした。

 

 

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「進撃の巨人」14話より

 

 

最終話(139話)も同じ展開が来る可能性があると私は考えています。

つまり、エレンは「自由を見る」のだと。

それが最終コマの「お前は自由だ」のような気もしますし、別の形で描かれる気もしています。

 

 

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「情熱大陸」より

 

 

リヴァイが見る希望

 

 

14話。

リヴァイは、トロスト区奪還を果たしたエレン、アルミン、ミカサの3人を見ます。

 

 

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「進撃の巨人」14話より

 

 

ここも重なるんじゃないかなと。

つまり、死闘の果てにリヴァイが見るのは茶番ではなく希望なのではと。

 

 

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「進撃の巨人」112話より

 

 

3人が揃う日

 

 

トロスト区奪還時、アルミンたちの活躍によって「3人が揃う日」は最後ではなくなりました。

 

 

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「進撃の巨人」11話より

 

 

願望も込みで言えば、ここも重なるんじゃないかなと。

138話までを読むと絶望的な感もあるのでしょうが、それでも最終話で3人が揃う日は来ると私は期待しています。

 

 

その他

 

 

ミカサの傷

 

 

 

 

「ミカサの頬の傷によって、なぜ生き長らえるの?」と聞かれると具体的にはまだ見えていないのですが、まあ可能性はあるんじゃないかなと。

 

 

娘は最後の希望

 

 

12話。

娘に会うために逃亡しようという兵士の姿が描かれます。

しかしピクシスの言葉により、戦うことを決意します。

 

 

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「進撃の巨人」12話より

 

 

ここも重なる可能性があると考えます。

138話で逃亡するエレンの姿が描かれましたよね。

この部分については「そういう選択をした(今の道ではない別の)道があった」という解釈を私はしているのですが、そう考えるとやはり、ヒストリアの子供の父親はエレンで、子供は女の子(娘)になるのかなと。

 

 

2つの人影?

 

 

以前「12話の人影?の描写」が話題になりました。

 

 

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「進撃の巨人」12話より

 

 

まあ重なりとはちょっと違うのですが、これが本当に人影なら、アルミンとエレンの可能性があると私は考えています。

上で書いたとおり、アルミンとエレンの約束(未知の世界の旅)は果たされると私は予想しているし、さらにトロスト区奪還とマーレ編以降が重なると考察しているので。

 

 

以上です。

急ぎ足で書いたので、もしお漏らしがあれば改めて補足したいと思っています。