「進撃の巨人」の謎が分かった

【a.k.a. 進撃の巨人 ネタバレ考察マガジン】 考察が正しければ、ネタバレになってしまいます。ご注意ください。

2017-01-01から1年間の記事一覧

「進撃の巨人」100話の感想【ヴィリーの死の予想は大当たりでしたね他】

最新100話では「予想どおり」ヴィリーがエレンに殺される展開となりました。と言っても予想したのは私ではなく、コメントをくださったsepさんなのですが↓ 「ヴィリーがエレンに殺される」という↓の予想、大当たりでしたね(まあ私の予想ではないのですがw)…

英雄へーロスの役を担うのはファルコ

このままではマーレに明るい未来はない。 「進撃の巨人」97話より テオ・マガトがヴィリーに言ったように、マーレは着実に自壊の道を歩んでおり巨人大戦後の世界秩序が崩れようとしているのは明らかだ。 そしてヴィリーが自らの演出により、新しい秩序を作り…

この世から巨人がいなくなるためのヒントはアニの硬質化

最新99話でアニの父親が初めて登場した。 「進撃の巨人」99話より このアニ父の登場によって、長らく放置されていたアニが何らかの形(喰われて別の誰かに継承されている可能性も含め)で登場する気運が高まったと私は思っている。 沈黙を続けてきたアニの存…

エレンはカール・フリッツ145世の役を演じようとしている

以前サネスは「役には順番がある」と言った。 「進撃の巨人」55話より ご存知のとおりサネスは脇役だ。 だがこのセリフは物語の主軸になってように私には思える。 ということで「救世の末裔」ことヴィリー・タイバーである。 彼も言う。 「たまたま順番が回…

ヴィリー・タイバーは「祭事」で何を演出するのか

追記2017/11/10 最新99話を見て、ヴィリーの演出に関して別の考えが浮かびました。 良かったら見てみてください↓ www.riarebi.net さてヴィリー・タイバーである。 彼は一体何を企んでいるのだろう。 それを考察するために、今回ガビのこのセリフから始めて…

なぜマーレはタイバー家を滅ぼさないのか

最新97話で「マーレの真の支配者はタイバー家」であることが明らかになった。 しかしコレってとても変ではないだろうか。 タイバー家がマーレの支配者であり続ける不思議 皆さんご存知のとおり、タイバー家は「ユミルの民」である。 だって戦槌の巨人を代々…

へーロスはマーレのために作られた英雄ではないか

最新97話では「へーロスの像」が登場しました。 ヴィリーの話によると、へーロスは「100年前、人間でありながら大地の悪魔を打ち破った英雄」とのこと。 しかし私はこの話を少し眉唾(マユツバ)で見ています。 なぜならマーレの歴史には「歪み」があるから…

【考察】タイバー家は「始祖奪還計画」を失敗させたかったのではないか

最新第97話「手から手へ」には、ライナーたちがウォール・ローゼの破壊に至る経緯が描かれていました。 「進撃の巨人」97話より いやぁビックリですね(って私だけでしょうか?) というのも「ウォール・ローゼの破壊は最初から計画されていた」と私は当たり…

「悪魔」を軸に「進撃の巨人」を考察する

「悪魔」というキーワードが「進撃の巨人」の大きなテーマの1つであることに、異論のある方は多分いないと思います。 なので今回はこの「悪魔」について考えてみたいと思います。 「悪魔」には順番がある ということで、まずはこのシーンから↓ ここでサネス…

売女(バイター)作戦はレイスの血にしかできなかったのではないか

取りあえず最新96話「希望の扉」のこのシーンから入ってみようと思います↓ 本物の壁の王(フリッツ)にたどり着くために、「売女作戦」はどうかと言っている場面ですね。 ただ残念ながら「アニには(ベルトルト以外の)男をたぶらかせる魅力がない」という理…

「巨人科学はフリッツ王家を打破するためのものだった」という考察

いつ誰が何のために巨人を科学し始めたのか。 巨人科学は基本的なところでさえ、まだ謎のままだ。 さらに言うと「巨人科学の副産物であるアッカーマンが、フリッツ王家の懐刀だった」という事実は、とても不可解に思われる。 なので今回はこれらのことを考察…

ジークはなぜマーレに「王家の血を引いている事実」を明かしていないのか

93話「闇夜の列車」で、ジークはマーレに「王家の血を引いている」事実を明かしていないことが明らかになった↓ これは私にとって大変意外なことだった。 「ジークはマーレに全てを話すだろう」というクルーガーのセリフを鵜呑みにしてしまっていたからだ。 …

【94話】マーレへの密入国者はエレン?アルミン?それとも……

以前「パラディ島の人間がマーレに侵入している可能性が高い」と書きました。 そして最新94話「壁の中の少年」で少し進展があったので、↑の人物が誰なのかを再度考察してみたいと思います。 3人の候補者 まず印象的な点が2つあります↓ 片足がないこと 腕章を…

レイス王はユミルの民を「人類」と思っていないのではという考察

145代目フリッツ王(初代レイス王)は、人類の完全な平和の実現を夢見ていた。 しかしその「人類」の中に、ユミルの民は含まれていないのではないか。 そう考えると私の違和感のいくつかが解消されそうなので、書いてみたいと思います。 壁内のおかしな民族…

壁内人類は、マーレ以外の国とすでに同盟を結んでいるという考察

最新93話「闇夜の列車」を読んだ。 その上で今回エレンたち壁内人類が、すでにマーレ以外の国と同盟を結んでいる可能性について言及したい。 壁内勢力の船舶技術 「3年間で32隻ものマーレ船がパラディ島に消えた」ということが、新事実として描かれている。 …

ミカサのタイムループ説をあえて否定してみたい

進撃の巨人のタイムループ説は、かなり前から言われている。もし知らない方がいらっしゃれば、「進撃の巨人 タイムループ」「進撃の巨人 タイムリープ」あたりでググることをおススメする。詳しく述べられている記事が沢山ヒットするはず。 かくいう私も、今…

マーレの王はレイス家なのではという妄想

先日発売された22巻を読んでいたとき。以前から持っていた違和感の答えが突然見つかった気がした。 で、私はそこから一気に「あれ、もしかしたらやっぱマーレの王ってレイスじゃね?!」というところまで推測を膨らませてしまったのだ。 「やっぱ」と書いたの…

二千年前の君(ユミル・フリッツ)へ伝える。それが進撃の巨人の目的?!

「二千年前の君へ」 鋭い方もそうでない方もすぐに分かるだろう。そう、今回のタイトルは第一話のタイトル「二千年後の君へ」をモジッたものだ。 「二千年後の君へ」というタイトルの真意はまだ分からない。が、しかし。逆に二千年前の君は、始祖ユミル・フ…

90話はヒストリアの巨人化を示唆する回という考察

最新90話『壁の向こう側へ』は、エレンから2つの明確な感情変化が読み取れた回だったと思います。 1つは無知性巨人に対する心情ですね。以前は明らかな敵であり、根絶やしにしたいほど憎い存在だった無知性巨人。しかし今回、エレンの口から出たのは「同胞」…

楽園送りは何年も前からなくなっているのではないかという考察

最新90話『壁の向こう側へ』で、エレンたちはついに海にたどり着きました。 しかしビックリすることに(ハンジは予想していたとのことですが)、その道中遭遇した無知性巨人はわずか1体のみだったんですね(ちなみに今回の話とは関係ないですが、エレンが無…

マーレのユミルの民たちはマーレ文字を読めるのか

最新89話でユミルの手紙が公開されました。そこでふと「ニシンの件はどうなった?」と思い出したので、今回は文字の謎について書きたいと思います。文字の問題については、あるシーンの向きがどっちかで展開がめっちゃ変わってくると思ってるんですよね。そ…

ジークはエレンに喰われる気でいるのではという考察【89話ネタバレ含】

89話で「王家の人間でないエレンが、始祖の巨人の真価を発揮するには、ヒストリアという王家の人間を摂取する必要がある?」という展開になりました。 もちろんこれはエレンの思いつきであり、次号以降で別の方法が出てくるとか十分にあるのですが、現時点で…