「進撃の巨人」の謎が分かった

【a.k.a. 進撃の巨人 ネタバレ考察マガジン】 考察が正しければ、ネタバレになってしまいます。ご注意ください。

売女(バイター)作戦はレイスの血にしかできなかったのではないか

 

取りあえず最新96話「希望の扉」のこのシーンから入ってみようと思います↓

 

 

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本物の壁の王(フリッツ)にたどり着くために、「売女作戦」はどうかと言っている場面ですね。

 

 

ただ残念ながら「アニには(ベルトルト以外の)男をたぶらかせる魅力がない」という理由により却下となってしまいました。つまり人材不足ということです。

 

 

ということはですよ。人材さえいれば、この作戦は実現可能だったのではないでしょうか。

 

 

どんな人材?

言うまでもないですよね、クリスタやフリーダのような人材です。もしアニにクリスタ&フリーダ要素があれば「売女作戦、是非やろう!」となっていたハズです(ベルトルトは猛反対していたでしょうが)↓

 

 

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そんな「男をたぶらかせる魅力」を持つクリスタ(おそらくフリーダも)が、小さいころからお手本にしていた女性がいますよね。

 

 

そうです、リンゴの女の子です↓

 

 

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フリーダはクリスタに「こんな子になってね」とよくよく言い聞かせていたようです。

 

 

つまり何が言いたいかというと、この絵本のシーンが「売女作戦」そのものだったら面白くないですかって話なんです。

 

 

クリスタ&フリーダの女神要素ってたまたまではなく、レイスの血から来ているんじゃないかと思うのですよ。

そしてこのリンゴの女の子はクリスタ&フリーダの祖先なのではと。

 

 

以前からしつこく書いているのですが、レイス家はもともとはユミルの民ではなく、あえて悪魔の血である「ユミルの血」を取り入れたのではと私は疑っているのです。

 

 

何のために?

エルディア帝国を崩壊させるために。

 

 

つまりレイス家はもともとはマーレ人で、「売女作戦」こそがマーレの内部工作だったのではと思っているのです。

 

 

 

 

アニはこうも言ってますよね↓

 

 

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本物の壁の王(レイス)に辿り着くために、偽の王(偽フリッツ)に嫁入りするのはどうかという話ですが、これを過去に実行したのがレイスなのではないかと。

 

 

何のために?

「エルディア帝国の支配者(フリッツ王)に辿り着くために」です。

 

 

 

 

リンゴの女の子はまずタイバー家に取り入り、その後フリッツ家にたどり着いたのではないかというのが、現時点での私の予想です。

 

 

タイバー家を経由せずに直接フリッツ家に取り入った可能性もありますが、どちらにせよタイバー家が大きく関わっていることは確かでしょう。

 

 

例えばタイバー家は、なぜか「不戦の契り」を知っていました↓

 

 

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タイバー家は真っ先にフリッツ王を裏切り、マーレについたハズです。そのタイバー家が、フリッツ王に関するこんな重大な情報をなぜ知っていたのでしょうか。

 

 

と言いながらも、ココら辺の具体的なところはまだよく分かっていないので妄想を突き進めるのみですが、エルディア内部に深く入り込んだレイスは、自分の子である145代フリッツ王(初代レイス王)を洗脳教育し、完璧な平和主義者に育て上げたのではないかと私は思っています。

 

 

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エレン、ジーク、ライナー、アニなどを見れば分かるとおり、進撃の巨人の大テーマの1つは「親と子」であり、親が子をある思想で縛ることだと思っているのですが、145代フリッツ王もその例外ではなかったのではないでしょうか。

 

 

レイスの目標は最初から「始祖の巨人の力を永久に封印すること」であり、それは145代フリッツ王が小さな壁の中に自分の理想郷を作り上げることによって達成されたのではないでしょうか。少なくともグリシャがフリーダを喰うまでは。