注射が、アルミンじゃなくエルヴィンに打たれると思う、その心は
注射、だれに打たれると思います?
私は、エルヴィンじゃないかなぁと思ってるんですよね。
「夢」という共通のキーワード
理由を書いていきます。
今回ですが、エルヴィンとアルミンが虫の息になる前フリとして、「夢」という共通のキーワードがありましたよね。
エルヴィンの夢は「地下室」
アルミンの夢は「海」
です。
エルヴィンのいない地下室なんて!!
注射がエルヴィンに打たれるのではないかと思う1コめの理由は、「夢が叶うまでのスピード」です。
ジークが痛み分けと言っているところを見ると、一旦退くつもりですよね、このまま。
そうすると、調査兵団が次に向かうのって、もちろん地下室でしょ。
ですよね?あれ、エレンたちも一旦帰るのかな?でも、多分周りに無知性いないし……うん、やっぱ行くでしょ。
で、ついに地下室の謎が解き明かされる!!
って場面で、エルヴィンが生きていなかったら、かなりサブくないですか?
だって、エルヴィンのあの仮説へのこだわりっぷりって、これまでメチャメチャ前フリきかせまくってますよね。
しかも、仮説の中身は読者に明かされていないままだし。
で、ついに本番。「はい、シーン62 地下室」ってときに、フカシまくった本人がすでに死んでますって、そりゃないでしょ。
(いや、でも作者だったら、エルヴィンのいない地下室でも面白くできるのかな。それはそれで見たい気がしますが。)
確かに、あれだけこだわっていたのに、その夢叶わずっていう挫折感的な面白さはありますよ。でも、それだったら、なおさらその役は、海を見れないアルミンの方がしっくりくると思うんですよね。
アルミンが無知性巨人になる可能性なんてどう?
2コめの理由は、ちょっとオフザケですが、アルミンの「僕はなぜかソトの世界のことを考えると勇気がわいてくるんだ」というセリフです。
なんでこんなセリフが重要かと言うと、一旦話を散らかしますが、僕は巨人化に対して「意志」がとても重要なキーワードだと思っているんです。
昔、「ユミルの民」ってしゃべった無知性巨人がいたじゃないですか。あれ、無知性なのにしゃべったわけですよ。コニーのお母さんもそうですよね。
まあ、他にも根拠はあるのですが、人間から無知性巨人になる過程で、だんだんと意志がはぎ取られていくんじゃないかと思うんですよね。でも、めちゃめちゃ意志が強ければ、その強さの分だけ意志は残る、みたいな。
「え?じゃあ、アルミンは死んだ後、無知性巨人になるってこと?」
んー、確かにこれ、今の段階だとムリありますよね?まあでも、ありえなくはないんじゃないかと。
だって、ユミルは「死んであげた」って言って、無知性巨人になったわけですから。
「死んであげたって比喩も分からねえのか、コイツは」なんて言わないでくださいね。
比喩だろうなって気持ちもありつつ、でも、進撃の作者ってこういうところに真実を混ぜたりする人だとも思っているんですよ。
アルミンもエルヴィンも知性化するとかないの?
ちなみに、「エレンが座標の力をつかって、ライナーを奪還。からの、エルヴィンもアルミンも仲良く知性巨人化」なんて可能性がないとも言えませんが、この場合、相当うまく描かないと、多くの読者はシラけますよね、きっと。
なんで、このケースはないんじゃないかと思っています。
ライナーには、亡きベルトルトの想いをアニに伝える役目もあるし……って、あれ、でもそれでいくと、アルミンがベルトルトを食って、ベルトルトの記憶を引き継いだ状態でアニに接するというパターンもありなのかな。
んー、よく分からなくなってしまった。。おしマイケル。
2016/08/11追記:予想大外しです。。
注射、アルミンに打たれましたね。僕の予想は思いっきりハズレです。やはり、私ごときの陳腐な脳では作者の足元にも及びません。いやぁ、面白い回でした。
ただ、こうなってくると、最後に書いたアルミン&アニが楽しみになってきますね。人としてか男としてかは分かりませんが、アニはアルミンに好意を寄せていますよね。そして、ベルトルトはアニにラブだったと。アニとの対面により、アルミンの中でベルトルトの記憶がよみがえるとか?ベルトルトの記憶がよみがえった後に、アルミンとアニの対面とか?もしくは、そんな場面いっさいナシとか?
まぁ僕の陳腐な脳では分かりかねますが、今後を楽しみにしております。