【113話ネタバレ考察】ジークの脊髄液は盗聴器
前に↓で、「もしかするとユミルの民にジークの脊髄液が入った時点で、ジークは彼らの声を盗聴できたりするんじゃないかな」と書きました。
このときはまだ「もしかすると」程度だったのです。
ですが最新113話を見て「ホントにあるかも」と感じたので、具体的に書いてみようと思います。
盗み聞きしてないと成立しないでしょ
113話。
ジークはリヴァイについて、こう言っています。
「自分達には力がある、時間がある、選択肢がある。そう勘違いしてしまったことが…リヴァイ…お前の過ちだ」
「進撃の巨人」113話より
これって不思議な話ですよね。
だってリヴァイと部下の会話を盗み聞きできていないと、成立しないでしょ、これ。
「進撃の巨人」112話より
「再びマーレに仕掛ける力がある」
「敵の攻撃を遅らせる時間がある」
「獣をジークからヒストリアにうつす選択肢がある」
それにリヴァイはもともと、ジークの「時間がない」に同意していました。
「進撃の巨人」110話より
となるとやはり、ユミルの民にジークの脊髄液が入った時点で、ジークは彼らの声を盗聴できるのではないかと私は思うワケです。
まあジークは獣の巨人の持ち主なので、めっちゃ耳がいい可能性とかもあるかもしれません。
ですがそれだと話が広がらないので(笑)、今回は「盗聴できる」を前提にさらに話を進めてみます。
もしヴィリーに脊髄液が入っていたら
ジークは脊髄液によって盗聴できる。
そう仮定すると、気になるのはタイバー家です。
ご存知のとおり、彼らはユミルの民でありながらマーレの実質的な支配者でした↓
「進撃の巨人」97話より
もしもヴィリー・タイバーに、ジークの脊髄液が入っていたとしたらどうでしょう。
世界の情報は、ジークにダダ漏れだったことになります。
なぜならヴィリーは、マーレだけにとどまらず世界各国の上流階級と精力的に交流を深めていたのですから。
「進撃の巨人」100話より
そう思って見返すと、意味ありげなシーンもなくはありません。
例えばこれとか↓
「進撃の巨人」97話より
まあでも、受話器を持っていますしね。
ちょっと違うかな。
以前から書いているように、ジークとヴィリーは共謀者だと私は考えています。
でも盗聴の件がもし当たりなら、事態はもっと複雑かもですね。
んーここらへんの詳細は、私にはまだ分かりません。
ただ今のところは、盗聴が当たっているなら、ジークはわりと早い段階でヴィリー・タイバーに脊髄液を飲ませることに成功。その後ヴィリーが持つありとあらゆる情報を得て、その情報をもとにヴィリーに接触。
そしてあのヴィリーの演出に至ったのではないかと思っています。
アズマビトなんかも、あるかもしれませんね。
フクロウ的な情報だと思っていましたが、ヴィリー経由なんていうのもあるかもしれません。
でもそうすると、戦争時ジークは結構叫んでるっぽいので、ヴィリーにしびれがあることになるんですかね。
外国だったら距離遠すぎだから、しびれないとか?
しびれる人しびれない人も、ある程度コントロールできるとか?
余談の続き
これも盗聴が当たっているという前提の話ですが、そうするとヴィリーではなく妹が戦鎚の巨人をついだというのも、関係があったりするのでしょうか。
ヴィリーにジークの脊髄液が入っていることが発覚。
ヴィリーが戦鎚の巨人をついだら、ジークの言いなりになってしまうので妹にという展開です。
でもこれは違うかな。
もしそうなら、そもそもヴィリーは当主にもならなさそうですしね。
あと盗聴だけでなく、ジークは自分の脊髄液の入ったユミルの民を、巨人化していない状態でもある程度コントロールできるとか。
フリーダがヒストリアに記憶消去をしたみたいに。
「進撃の巨人」63話より
どうなんでしょうね。
ちょっと妄想が多めになってしまい恐縮ですが、最後までご覧くださいまして誠にありがとうございました。