いってらっしゃいエレンと言った女の子はユミルという考察
先日「クルーガーはエレンなのではないか」という記事を書きました。
結果エレン・クルーガーという部分は当たったのですが、そうすると↑の記事で書いた1話の伏線回収という所も正しいような気がします。つまり1話の↓はエレンの単なる夢ではなく、クルーガーの記憶ではないかということです。
ということはですよ、この黒髪の女の子にもナニか重要な意味があるのではないかと、そう期待しているのです。
クルーガーと東洋の一族の物語?
最初に思っていたのは、クルーガーには東洋の一族の女の子がいつも一緒にいたという展開です。そう、エレンとミカサの関係のように。そしてクルーガーと東洋の一族の女の子との物語をきっかけに、東洋の一族の謎が徐々に分かってくるみたいな流れかと想像していたのです。
いやコレでも十分面白い物語になると思うんですよ。でもモシこの女の子がユミルだったらかなりオモロくないですか。
この「ユミル説」は↓の記事でも最後にちょこっと書いたのですが、もうちょっと詳しくまとめられそうな気がしたので、改めて書いてみたいと思います。まあ濃い根拠が特にないという所は何も変わっていないのですが(笑
87話と1話を丸々カブらせるとすると…
先ほども書いたとおり、87話は1話をほぼ丸々カブらせています。
ここでエレンは「グリシャの記憶で」「グリシャにとって大切な存在であるダイナが無知性巨人なってしまったことを思い出して」「泣いている」わけです。
これをもし、ほぼソックリの形で1話にかぶせるとどうなるでしょうか。
エレンは「クルーガーの記憶で」「クルーガーにとって大切な存在である黒髪の女の子が(その後)無知性巨人になってしまうことを思い出して」「泣いている」
こんな感じでしょうか。
87話のグリシャの記憶と1話の(おそらく)クルーガーの記憶をここまでカブらせてみたのには理由があります。
それはダイナを無知性巨人にしたことについて、クルーガーが言ったこのセリフです。
死ぬまで敵国のために子を産まされ続ける生涯の方が良かっただろうか…?実際…人を食う化け物に変えられるのとどっちがマシか、彼女に聞いたわけじゃなかったが…
この考えが、クルーガーの単なる憶測でなかったとしたらどうでしょうか。つまりクルーガーが、過去に同じような状況を経験していたとしたら。
先日ユミルに関して、このような↓記事を書きました。
この記事の中で書いたように、もしユミルが王家の人間(または影武者)で、ダイナが生きていれば辿っていただろう運命と同じ状況において、死を選んでいたのだとしたら。
クルーガーにはそのことが頭の中にあったのではないでしょうか。
60年の意味
最新88話でグリシャは誓いを立てました。ということはこの後、クルーガーはグリシャにまだ伝えていない情報を伝え、その中でクルーガー自身の半生にも触れるはずです。
またユミルがライナーに託した手紙は、ハンジの手に渡りました。この手紙の中にユミルの半生が書かれていると思われます。
ちょっと計算してみたのですが、ユミルが無知性巨人として60年ほど彷徨っていたというのが事実で、「え、ユミルって思いの他若いな」「え、クルーガーって思いの他年いってるな」みたいな感じでいけば、ユミルとクルーガーは同年代の可能性が高いです。そしてもし2人が同年代であれば、革命軍が滅ぼされたとき、ユミルもマーレ内にいた可能性も高い。
つまり革命軍全滅のときにマーレ内にいた登場人物は、今のところクルーガーとユミルの2人しかいないということになります。
であれば今後語られるだろう2人の物語において、大きな接点があった方が面白くないですか。そしてその接点こそが、1話で書かれた「いってらっしゃいエレン」につながる気がするのです。
最後に
私はアニメは見ていないのですが、1話の「いってらっしゃいエレン」のシーンは、アニメではカットされているらしいです。
そうするとあまり穿った見方をするべきではないのかなぁ。
あと最初に書いたように、黒髪の女の子は東洋の一族という可能性も十分にあると思います。私が「こっちの方がおもろいやろ!」という理由でつけた予想って、どうもハズレがちなんですよね。。まぁ何にせよ、今後の展開が楽しみです。