【考察】カルラの答えこそが、進撃の巨人の「人を愛する」ということ
クルーガーはグリシャに、とても重要な言葉を残しました↓↓
「進撃の巨人」89話より
つまりコノ世界の悲劇に終止符を打つためには、「人を愛する」ことが必要だというわけです。
しかし人を愛するって、どういうことなのでしょうか。
まあ愛の定義なんて壮大なものを、私が語れるわけはありません。
でもコノ「進撃の巨人」という物語の中での愛なら、私は語ることができます。
だって71話に詳しく書かれていますから。
特別じゃなきゃいけないんですか?
「進撃の巨人」71話より
71話ではエレンの母であるカルラと父であるグリシャが、キースを媒介としてとても対照的に描かれています。
キースは、グリシャのエレンへの行動を「呪い」と表現しました↓↓
「進撃の巨人」71話より
そしてグリシャの行動を「呪い」ととる人物がもう1人います。
ジークです↓↓
「進撃の巨人」83話より
さて最新108話で、エレンはこのように語りました↓↓
「進撃の巨人」108話より
これって、エレンが人を愛することができている表れじゃないでしょうか。
つまり役者が揃ったのではないかと私は思うのです。
人を愛することができたエレンが、呪いを知るジークの秘策に感化され今があるのではないかと。
だから豹変したように見えるエレンの行動も、実は同じ歴史を、同じ過ちを繰り返さないためのものであり、そしてミカサやアルミン、みんなを救うためのものではないかと思うワケです。