【112話ネタバレ考察】「リヴァイはまだ死なない」と思う理由
最新112話について。
何人かの方から「次号でリヴァイが死ぬのでは?」というコメントをいただきました。
私としてはなんとなく「リヴァイは死なないだろう」と思っていました。
でも正直あまり深く考えていなかったので、「なるほど、死ぬ可能性もあるのか」と一度立ち止まって考えることにしたワケです。
で。
考えてみた結果、私はやはり「リヴァイ死なない派」になったので、その理由を具体的に書いていきたいと思います。
結局はジークとリヴァイのタイマン勝負
仮にジークがリヴァイを殺そうとした場合、結局は1対1になると思うんですよね。
もちろんジークには、30体の「ジークの命令なんでも聞く巨人(ジーク巨人)」がついています。
なので一見リヴァイが圧倒的に不利に思えます。
でもこの場所って、巨大樹の森なワケですよ。
かつて女型の巨人(アニ)を捕らえたところですよね↓
あの展開を見る限りでは、無垢の巨人で木を登れる者はいません。
まーお得意のピッチングで、ジークが巨人を投げてくるなんてこともあるかもしれませんが、リヴァイなら簡単によけれるでしょう。
投げられた後、無垢の巨人たちがうまく木の上を移動できるとも思えませんし。
となると木を登ってリヴァイと戦えそうなのって、結局獣の巨人(ジーク)1体だけじゃないでしょうか。
てことは「やっぱこれって実質タイマンじゃん」となるワケです。
逆にジークが巨大樹の森を抜けて、リヴァイから逃げようとするのは簡単ですよね。
ジーク巨人たちに自分を守らせながら逃げればいいわけですし。
まあもっともジークのことだから、何か別の変化球を使ってくる可能性も全然あるとは思います。
が。
そもそもジークはリヴァイを殺す気がないんじゃないかと、私は思っているんですよね。
理由はエレンです。
そもそもジークはリヴァイを殺す気がない
「物語の大まかな方向性」に対する私の予想が外れていないのであれば、エレンが許すことはないと思うのです。
ジークがリヴァイを殺すことを。
エレンの真の目的は、大きく2つあります。
1つはこれまで散々書いてきたとおり「過去の罪や憎しみを背負わなくても良い世界」の実現です。
そしてエレンのもう1つの目的は「仲間に長生きして欲しい」です。
これも以前に書きました。
「進撃の巨人」108話より
↑のシーンに、リヴァイはいません。
が。
そりゃ当然「長生きしてほしい」の中に含まれるでしょう、リヴァイも。
なんせ、ずっとエレンを信じてきた人間ですよ。
仲間たちの死と引き換えにしてでも。
「進撃の巨人」112話より
そして今回もやはり、彼はエレンを殺す決断を下しませんでした。
(もちろんサンクコストも大きな要因になっているでしょうが)
わざわざ112話でこのあたりの描写をしてきたということは、それなりの意味があると思うんですよね。
あとリヴァイには、物語の設定上の役割がまだ残っていると私は思います。
それはまたもや112話です↓
「進撃の巨人」112話より
これまでのことが、茶番で終わってしまうのか。
終わらないのなら、どのような結末が待っているのか。
それを見届ける役割が、リヴァイにはまだ残っているんじゃないでしょうか。
(まあもっとも、そう盛り上げておいて「死」というパターンも進撃の巨人ならありそうですが……)
ちなみに余談を1つ。
リヴァイは「見届ける役」と書きましたが、例えばハンジなんかは「エレンやジークの真意に近づいていく役」だと思うんですよね。
これはピクシスもそうです。
壁内がピクシス&ハンジ、壁外がマガト&ピークで、おっさん女性コンビで対になっているんじゃないかと。
なので、ここらへんの人物はまだ死なないんじゃないかなと思っている次第です。
ジークの嘘はまだあるかも
上で「余談を1つ」と書きましたが、まだありました。
ジークについてです。
今回ジークが叫びを使ったのって、エレンたちがシガンシナに向かうタイミングですよね。
これってタイミング良すぎじゃないですか。
ジーク巨人化については、ジークは意図的に嘘をついていました↓
「進撃の巨人」112話より
当然ですが、嘘は1つとは限りません。
ということで。
もしかするとユミルの民にジークの脊髄液が入った時点で、ジークは彼らの声を盗聴できたりするんじゃないかなと。道を使って。
まあでもワインのくだりとかを見ると違うかな。
ここらへんはかなり適当です。
ジークはリヴァイを殺すんですかね。
私の予想が当たったとして、もう1段妄想レベルのことを書くと、リヴァイはジークに違和感を持つ展開になったりしないかなとも思っています。
「なんで殺そうと思えば殺せたかもしれないのに、俺を殺そうとしなかったのか」みたいな。
まあ何にせよ、もしジークがリヴァイを殺すという展開になったとしたら、私の予想は根本的にズレていることになるかもしれません。
なのでそのときは、大きく考え直す必要があるかもなと感じています。