クルーガーはマーレ政府の巨人を奪ったのか
87話で、クルーガーが9つの巨人のうちの1つということが判明しました。
マーレには7つの巨人がいるとされています。これはマーレの戦士を募集する際の以下のセリフや、フクロウ(クルーガー)のメモからも間違いなさそうです。
我々マーレ政府の管理下にある「七つの巨人」を継承するに値する器でなくてはならない
一方で現在あきらかになっているマーレ側の知性巨人は6つです。これについては、以前「9つの巨人の内の明らかになっていない1つを追う」という記事にも書きました。
具体的には、ユミル(元はマルセル)の巨人、ライナーの巨人、ベルトルトの巨人、アニの巨人、ジークの巨人、四足の巨人の6つです。
問題は、クルーガーがマーレ政府管理下の巨人なのか違うのかというところです。どちらのケースも考えてみたいと思います。
クルーガーの巨人がマーレ政府のモノの場合
もしクルーガーの巨人がマーレ政府の管理下のものだとすると、クルーガーが何らかの方法で巨人を奪ったことになります。
奪ったのではなく、もともと7つのうちの1つだったクルーガーがマーレを裏切った。またはクルーガーの前の巨人の持ち主がマーレを裏切り、クルーガーに巨人を引き継いだという考えも可能かもしれません。
まぁどちらにせよ、この場合マーレが持っていた貴重な7つの巨人のうちの1つがなくなったわけです。マーレ内では何らかのパワーバランスの変化が生じたと推測できます。
ちなみに昔、自分たちも故郷を巨人に襲われた経験をベルトルトがエレンやアルミンに話したことがあります。この話、壁内世界で襲われたというのはウソですが、故郷が巨人に襲われたところは本当だと私は思ってるんですよね。明確な根拠はないので、そこまで自信もないのですが。
そこで、上で書いたパワーバランスの変化の結果とライナー&ベルトルトの故郷襲撃は関連しているのではないかと勘ぐったのです。しかし、そうするとライベルの年齢との整合性が微妙にとれないっぽいですね。んー。。
あとこのケースの場合、ライベルやジークのいう座標の「奪還」に重みが増しそうです。
「奪還」に関しては、
座標は始祖の巨人の能力ではない。きっと。 - 「進撃の巨人」の謎が分かった
に書きましたので良かったら読んでみてください。
クルーガーの巨人がマーレのものではない場合
クルーガーの巨人がマーレ政府の管理下にないものであれば、まだ登場していないマーレ側の巨人が1つ残っているということになります。
また壁内の巨人は1つのみということになりますね。だとすると、私の「レイス家は8家のうちの1家」という仮説がくずれます。
今後の展開が楽しみです。