「進撃の巨人」の謎が分かった

【a.k.a. 進撃の巨人 ネタバレ考察マガジン】 考察が正しければ、ネタバレになってしまいます。ご注意ください。

進撃の巨人 考察

ヴィリー・タイバーは「祭事」で何を演出するのか

追記2017/11/10 最新99話を見て、ヴィリーの演出に関して別の考えが浮かびました。 良かったら見てみてください↓ www.riarebi.net さてヴィリー・タイバーである。 彼は一体何を企んでいるのだろう。 それを考察するために、今回ガビのこのセリフから始めて…

なぜマーレはタイバー家を滅ぼさないのか

最新97話で「マーレの真の支配者はタイバー家」であることが明らかになった。 しかしコレってとても変ではないだろうか。 タイバー家がマーレの支配者であり続ける不思議 皆さんご存知のとおり、タイバー家は「ユミルの民」である。 だって戦槌の巨人を代々…

へーロスはマーレのために作られた英雄ではないか

最新97話では「へーロスの像」が登場しました。 ヴィリーの話によると、へーロスは「100年前、人間でありながら大地の悪魔を打ち破った英雄」とのこと。 しかし私はこの話を少し眉唾(マユツバ)で見ています。 なぜならマーレの歴史には「歪み」があるから…

【考察】タイバー家は「始祖奪還計画」を失敗させたかったのではないか

最新第97話「手から手へ」には、ライナーたちがウォール・ローゼの破壊に至る経緯が描かれていました。 「進撃の巨人」97話より いやぁビックリですね(って私だけでしょうか?) というのも「ウォール・ローゼの破壊は最初から計画されていた」と私は当たり…

「悪魔」を軸に「進撃の巨人」を考察する

「悪魔」というキーワードが「進撃の巨人」の大きなテーマの1つであることに、異論のある方は多分いないと思います。 なので今回はこの「悪魔」について考えてみたいと思います。 「悪魔」には順番がある ということで、まずはこのシーンから↓ ここでサネス…

売女(バイター)作戦はレイスの血にしかできなかったのではないか

取りあえず最新96話「希望の扉」のこのシーンから入ってみようと思います↓ 本物の壁の王(フリッツ)にたどり着くために、「売女作戦」はどうかと言っている場面ですね。 ただ残念ながら「アニには(ベルトルト以外の)男をたぶらかせる魅力がない」という理…

「巨人科学はフリッツ王家を打破するためのものだった」という考察

いつ誰が何のために巨人を科学し始めたのか。 巨人科学は基本的なところでさえ、まだ謎のままだ。 さらに言うと「巨人科学の副産物であるアッカーマンが、フリッツ王家の懐刀だった」という事実は、とても不可解に思われる。 なので今回はこれらのことを考察…

ジークはなぜマーレに「王家の血を引いている事実」を明かしていないのか

93話「闇夜の列車」で、ジークはマーレに「王家の血を引いている」事実を明かしていないことが明らかになった↓ これは私にとって大変意外なことだった。 「ジークはマーレに全てを話すだろう」というクルーガーのセリフを鵜呑みにしてしまっていたからだ。 …

レイス王はユミルの民を「人類」と思っていないのではという考察

145代目フリッツ王(初代レイス王)は、人類の完全な平和の実現を夢見ていた。 しかしその「人類」の中に、ユミルの民は含まれていないのではないか。 そう考えると私の違和感のいくつかが解消されそうなので、書いてみたいと思います。 壁内のおかしな民族…

壁内人類は、マーレ以外の国とすでに同盟を結んでいるという考察

最新93話「闇夜の列車」を読んだ。 その上で今回エレンたち壁内人類が、すでにマーレ以外の国と同盟を結んでいる可能性について言及したい。 壁内勢力の船舶技術 「3年間で32隻ものマーレ船がパラディ島に消えた」ということが、新事実として描かれている。 …

ミカサのタイムループ説をあえて否定してみたい

進撃の巨人のタイムループ説は、かなり前から言われている。もし知らない方がいらっしゃれば、「進撃の巨人 タイムループ」「進撃の巨人 タイムリープ」あたりでググることをおススメする。詳しく述べられている記事が沢山ヒットするはず。 かくいう私も、今…

マーレの王はレイス家なのではという妄想

先日発売された22巻を読んでいたとき。以前から持っていた違和感の答えが突然見つかった気がした。 で、私はそこから一気に「あれ、もしかしたらやっぱマーレの王ってレイスじゃね?!」というところまで推測を膨らませてしまったのだ。 「やっぱ」と書いたの…

二千年前の君(ユミル・フリッツ)へ伝える。それが進撃の巨人の目的?!

「二千年前の君へ」 鋭い方もそうでない方もすぐに分かるだろう。そう、今回のタイトルは第一話のタイトル「二千年後の君へ」をモジッたものだ。 「二千年後の君へ」というタイトルの真意はまだ分からない。が、しかし。逆に二千年前の君は、始祖ユミル・フ…

楽園送りは何年も前からなくなっているのではないかという考察

最新90話『壁の向こう側へ』で、エレンたちはついに海にたどり着きました。 しかしビックリすることに(ハンジは予想していたとのことですが)、その道中遭遇した無知性巨人はわずか1体のみだったんですね(ちなみに今回の話とは関係ないですが、エレンが無…

マーレのユミルの民たちはマーレ文字を読めるのか

最新89話でユミルの手紙が公開されました。そこでふと「ニシンの件はどうなった?」と思い出したので、今回は文字の謎について書きたいと思います。文字の問題については、あるシーンの向きがどっちかで展開がめっちゃ変わってくると思ってるんですよね。そ…

ライナーとベルトルトの故郷はなぜ襲われたのか

最新88話において、知性巨人になったユミルの民の寿命が13年という新しい情報が出てきました。この新情報から、ライナーとベルトルトの故郷がなぜ襲われたのか、また彼らがなぜ戦士になったのかがなんとなく書けそうな気がしたので、書いてみようと思います…

いってらっしゃいエレンと言った女の子はユミルという考察

先日「クルーガーはエレンなのではないか」という記事を書きました。 www.riarebi.net 結果エレン・クルーガーという部分は当たったのですが、そうすると↑の記事で書いた1話の伏線回収という所も正しいような気がします。つまり1話の↓はエレンの単なる夢では…

ユミルは革命軍の象徴でユミル・フリッツの影武者という考察

以前twitterでこんなことをつぶやきました。 ユミルは何者なんだろうね。今のところ、ラスト・エンペラー的な立ち位置だったんじゃないかと思ってるけど、まだ根拠が足りないかな__ — 「進撃の巨人」の謎が分かった (@edonopoh) 2016年10月17日 最新88話を読…

無知性巨人が反応するのは人ではなく人の意志ではという考察

87話において、クルーガーは無知性巨人をこう語っている。 知性のない巨人となってな。人を感知し、人を追跡し、人を喰らう。ただそれだけを死ぬまで繰り返す。 クルーガーの言うとおり、無知性巨人は人以外を食べない。馬や他の生物には見向きもしない。し…

クルーガーはマーレ政府の巨人を奪ったのか

87話で、クルーガーが9つの巨人のうちの1つということが判明しました。 マーレには7つの巨人がいるとされています。これはマーレの戦士を募集する際の以下のセリフや、フクロウ(クルーガー)のメモからも間違いなさそうです。 我々マーレ政府の管理下にある…

ユミルはクリスタ・レンズではないかという考察

先月、こんな記事を書きました。 edonopoh.hatenablog.com ただ、87話まで読んでちょっと考えが変わったので書いてみようと思います。 ユミル・フリッツ=クリスタ・レンズ 「クルーガーはエレンなのではないかという考察」に引き続き、タイトルを読んで「頭…

クルーガーはエレンなのではないかという考察

「クルーガーがエレン?!はぁ?頭オカシイんとちゃうか」 そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。ただ、もちろんのことクルーガーとエレンが同一人物のワケはありません。 クルーガーは偽名で本名がエレン。または、エレン・クルーガーが本名。また…

ユミルの民の悪魔の血は感染するのではという考察

第87話「境界線」を読みました。今回も面白かったので、色々と考察をしていきます。今日は、ユミルの民の悪魔の血の感染について。さらに、ソコから広げて9つの巨人の感染についての仮説を書きたいと思います。 エルディア人でなくても無知性巨人化できる? …

カルライーターは座標の発動条件ではない?!

まず最初に結論を。 「カルライーターは、座標発動の必要条件ではない。しかし、座標発動の助けになった可能性はある」 これが、現時点での私の考えである。 ___このように思う理由を説明していきたい。が、その前に前提として触れるべき問題がある。それは…

「楽園」の意味が、実はマーレとレイスで同じなのではないかという皮肉

我々エルディア復権派は全員「楽園」に送られた。パラディ島を永遠に彷徨う人喰い巨人となるべくして 「楽園」がどこにあるのか、86話の時点ではまだ正確に分かっていない。パラディ島にあるのか、はたまた別の場所なのか。ただ、楽園はどうも無知性巨人にな…

座標は始祖の巨人の能力ではない。きっと。

「どうも、座標=始祖の巨人と思っている方が多いみたいだ」 この2~3日ザッピングして感じた一番の感想がこれだ(ザッピングという言葉の使い方は間違っているかもしれない)。一方。座標は始祖の巨人の能力ではない、と私は思っている。 進撃の巨人の考察座…

クリスタ・レンズは大地の悪魔なのではという考察

86話。最初読んだときには何の疑問もなく、リンゴを持っている女の子を「ユミル・フリッツ」として私は見ていた。そうすると、当然怪物っぽい方が「大地の悪魔」。言うまでもなくリンゴの女の子より、俄然悪魔っぽい。 しかしこれは作者のトラップではないか…

レイスは王家ではなく、8家のうちの1家という考察

グリシャの父親が語る歴史と、ダイナ・フリッツが語るソレとは違っている点が多い。だが「フリッツが王家」という点については、どうも一致しているようだ。 ちょっと待て。 壁内ではフリッツは偽の王であり、レイス家こそ真の王家となっている。これは一体…

楽園送りは、始祖の巨人を手助けしている?

進撃の巨人86話。ここで初めて楽園制度の存在が明かされた。そしてこれにより、壁外の無知性巨人たちが、実はマーレのユミルの民たちだということが分かった。 しかし、この楽園制度は明らかにオカシイ。と私は思う。なぜ、無知性巨人をわざわざパラディ島に…

9つの巨人の内の明らかになっていない1つを追う

「九つの巨人の内の七つを手駒に従え……」 と、グリシャの父親は言う。これはマーレで語られている歴史のようだが、これは正しい。と私は思っている。なぜなら、この数字の部分の歴史は改竄するメリットが特にないからだ。 マーレの手駒となった7つの巨人はど…